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アニメの制作進行になるには?

2024/11/27

制作進行の仕事とは?

アニメ制作の円滑な進行をサポートする、縁の下の力持ち


アニメ撮影の様子

アニメの仕事というと、原画や作画など絵を描くイメージが大きいと思います。しかし、実際のアニメの仕事の現場は、絵を描く役割以外の仕事もたくさんあり、多くの人で成り立っています。その中のひとつが「制作進行」です。
締切りがあるアニメ制作にかかせない「スケジュール管理」、社員や外注スタッフなどへ仕事を割り振る「スタッフの調整」、「品質チェック」や「トラブルチェック」など、アニメが納期までスムーズに完成するために非常に重要な役割を果たします。
アニメが好きな人で、クリエイターがイキイキと働けるようにサポートしたいといった方にピッタリの職業といえるでしょう。


制作進行になるには?


制作進行は、主にアニメ制作会社が就職先となります。
その際、未経験でも入社が可能ですが、専門学校や大学でアニメの制作工程やノウハウを学んでいれば、即戦力として活躍できるという評価がなされて採用に有利に働くでしょう。
特に専門学校なら2年間でアニメ制作のノウハウを1から学べる上、4年制の大学よりも早くから憧れの業界・仕事に飛び込むことができるメリットもあります。また、在学中から同じ夢を目指す仲間ができたり、先生や卒業生とのネットワークを構築できたりといった可能性も。
専門学校宛てに来る求人や、これまでの就職実績などが役立ち、憧れのアニメ会社や監督のもとで働くことのできるチャンスも多いといえます。



制作進行になるために資格は必要?


制作進行になるには学位や資格は必須ではありません。しかし、「アニメータースキル検定」「色彩検定® 」「CGクリエイター検定 」などの資格やスキルがあったり、アニメ業界について学んできた知識をもっていることで、アニメ制作会社の就職活動の際に役立つといえます。
また最近ではオンラインでのデータの受け渡しが主流となりつつありますが、外注から原画やセルの受け渡しなど、今でも車を利用する制作会社もあるので、普通自動車免許を在学中に取得しておくのもおすすめです。


制作進行の年収はどのくらい?


アニメの制作進行の平均年収は325万円程度。
多くの場合制作数に応じて報酬が増減するアニメーターとは異なり、制作進行スタッフを管理する「制作デスク」に昇格すると、平均年収が514万円へ上昇するなど就業年数に応じて昇給も目指せます。
(文化庁令和4年度メディア芸術連携基盤等整備推進事業「アニメーション制作者実態調査2023」調べ)

制作進行の将来性は?

アニメの人気は日本国内だけでなく、世界中で急速に拡大しています。特にストリーミングサービスの普及により、国際的な視聴者が増加しており、これに伴ってアニメ制作の需要も高まっています。
一方で、アニメ制作の現場は人手不足感が未だにあります。外注先が国外であったり、コロナ禍の影響でリモートワークによって以前よりもこまめに連携を取る必要があったりと、制作進行の役割はさらに重要になっています。

制作進行に向いているのはどんな人?

・やることを把握し、役割分担や指示出しが得意な人
・トラブルがあっても柔軟に対応できる人
・人のサポートが好きな人

制作進行になるにはこの学科!


名古屋デザイナー・アカデミー アニメーション学科

プロから学び、リアルなスキルを身につける

講師は現役で活躍するプロのアニメーター。デッサンや色彩設計などまずはイラストの基礎を学んでからアニメーションの制作スキルを身につけ、実際にアニメーターや制作進行に別れてオリジナルのアニメーションを制作します。在学中からアニメ制作の流れをしっかりと身につけられるので、即戦力となる制作進行として就職が目指せます。
憧れのアニメ制作会社で多くの卒業生が活躍中!名古屋デザイナー・アカデミーでアニメ業界を目指そう!


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