専門学校 名古屋デザイナー・アカデミー

アニメ撮影になるには

2024/09/24

アニメ撮影の仕事とは?

「絵」から「映像」へと変わる瞬間を作り出す「アニメ撮影」。作品全体の完成度を大きく左右する!


アニメ撮影の様子

アニメ撮影という仕事をご存じでしょうか。アニメーターや進行は知っている人も多いですが、アニメ撮影もアニメを作る仕事の1つです。パソコンに素材を取り込んで、アニメーションにしていく仕事のことです。パソコンが普及する前、セルアニメーションを作成していた時代は実際にカメラを使ってセル画を撮影しアニメーションを作っていたため、今でも「アニメ撮影」と呼ばれています。
アニメ撮影は原画・動画や背景といった担当が制作した素材を集め、それらの絵を映像に変えるプロセスを担当しています。背景、キャラクター、エフェクトなど、異なる要素をデジタル上で合成したり、動きや雰囲気を加え、一つのシーンを作り上げます。キャラクターと背景を上手く調和させる技術が求められる仕事です。


アニメ撮影になるには?


独学でアニメ制作や撮影について学び、就職することも可能です。ただ、専門学校や大学のアニメを学ぶことのできる学科やコースで学ぶ方が、現場のプロでもある講師からアニメの制作工程やスキルをしっかり学ぶことができ、業界のノウハウを知ることができます。
特に専門学校ではアニメーション制作会社への就職を重視したカリキュラムはもちろん、短期間で集中的にスキルを身につけることができます。現場と同水準の設備を備えている学校がほとんどなので、将来撮影に必要なパソコンやAdobe After Effectsといったソフトなどの使い方もしっかりと覚えられます。
また、専門学校の特徴としてはアニメ業界とのパイプが強いことも挙げられます。業界・会社としっかり連携しているので、多くの卒業生が希望する会社で活躍できています。
就職先としてはアニメ制作会社がほとんどですが、一概にアニメ制作会社と言っても、企画から撮影まで行う会社もあれば、作画のみ・撮影のみといった作業専門の会社もあるので、就職活動の際は業界研究・会社研究が重要になります。



アニメ撮影になるために資格は必要?


アニメ撮影をはじめ、アニメーターなどアニメ制作に携わる仕事には、「この資格がないと仕事ができない」といったものはありません。
最近、人材育成の一環として「アニメータースキル検定」という新たな検定試験が誕生しました。他にも学生だけが受験できる「アニメーション実技試験」などこういった検定を受験していれば、スキルアップの他就職の際のアピールポイントにも役立つでしょう。


アニメ撮影の年収はどのくらい?


アニメに関わる仕事の年収は、地域、経験、勤務形態(正社員、パート、独立業者など)、さらには勤務する会社の規模などによって異なります。
一例を挙げると、アニメーターの平均年収は462万円程度(厚生労働省提供 職業情報提供サイト「job tag」調べ)。アニメ制作もこの程度の年収になります。

アニメ撮影の将来性は?

アニメ業界は国内外で需要が高まっており、将来性がある分野です。特にデジタル技術の進化で新しい表現方法や技術が次々と出ており、3Dアニメやバーチャルリアリティ(VR)などの新しい技術にも対応できる撮影スキルが求められるようになっているため、その技術を持っているアニメ撮影人材は必要とされる仕事であり続けるでしょう。

アニメ撮影に向いているのはどんな人?

アニメ撮影は、平面的な絵を使って立体感や奥行きを表現したり、視覚的な演出を工夫したりする必要があります。そのため、創造力や空間把握能力がある人はより良い演出につながります。また、各シーンのレイヤーを慎重に重ね合わせたり、カメラの動きやエフェクトを微調整したりと、細かい作業も多いため、集中力も欠かせません。加えてチームでの作業が多いため、コミュニケーション能力も大切です。
何より、映像やアニメが好き、この仕事に関わりたい!という情熱がある人が最も向いているといえます。

アニメ撮影になるにはこの学科!


名古屋デザイナー・アカデミー アニメーション学科

アニメ制作のスキルを基礎から学び、プロのアニメ撮影を目指す

入学時はみんなアニメ制作の初心者。だから基礎からしっかりと学べるカリキュラムでまずはアニメ制作の一連の流れを学びます。実習がメインなので授業を受けながら実力を磨き、卒業時には即戦力としてアニメ制作会社で活躍できるアニメ撮影を目指します。


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