File. 52:「なごやデザインウィーク ディスプレイデザインコンペ'07 」

画像 世界を飛び交う言葉や文字や映像によるメッセージの中で、今最も多いものは「地球」に関するものでしょう。 もともと、人間の際限のない欲望が「地球環境」を危うくしてしまいました。“海面上昇”“異常気象”“動植物の減少”など、 大自然の声なき声<大自然からのメッセージ>を、私たち人間は正確に読み取り、受け止めてきたでしょうか。 今回、私たちは絶滅危惧種のモノ言わぬ昆虫たちで、「SAVE ME」というかれらの悲痛なメッセージを造形化してみました。

作品について教えてください。

ビジュアルデザイン学科の「Save me」展に感銘を受けて、自然環境や絶滅危惧種について調べていくうちに、僕たちもやってみたいと思ったことがきっかけですね。そこで、地球温暖化のせいで絶滅しそうな昆虫たちの声(メッセージ)を「SAVE ME」として聞き取り、それをディスプレイで伝えてみたいと考えました。

作品はどのようにして作りましたか?

昆虫は針金を曲げて作りました。図書館やインターネットで集めた資料をもとにスケッチを描き、自分なりに構造を理解してから形にしていきました。裏側の骨組みの部分は実際に似た種類の昆虫を見ながら、本物そっくりに作ってあります。また葉っぱはリアルに見せるために、下に台をつけて浮いているように工夫しました。

苦労した点はどのような事ですか?

最初に意見を出し合う段階では、みんなバラバラで。うまく進まず、何をすればいいのかすら分からない状態でした。だけど何回も話し合いを重ねることで方向性も決まり、役割も固まっていく中でようやく一致団結できるようになりました。計画性を持って、しっかりとスケジュール管理していくことの大切さを学びましたね。

メンバー

タイトル

岐阜市の神田町通りアーケードを、巨大フラッグが色とりどりに覆う。横1.8m、縦3mの旗を自由にデザインする「フラッグアート展」も今年で11回目。
毎年恒例のこの展覧会に、名古屋デザイナー学院の天春知子さんの作品が見事入賞いたしました。

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たくさんの人が気軽に見てくれるのが嬉しいですね。

作品について教えてください。

タイトルは「教室」です。フラッグは両面を使うことができるので、それを利用して人間の裏表を描いてみたいと考えました。そこでせっかくなら楽しいものにしたいと思い、子供がたくさん登場する授業中のシーンを選びました。

制作時のエピソードを教えてください。

たくさんの子供が登場するので、それぞれ何をさせるか考えるのが楽しかった。全体的には2ページの絵本を創るような気持ちで取り組みました。フラッグは大きいので伸び伸び描けましたね。ただ今になって、もっと絵の具のタッチを変えたりして、濃淡を出すことができたら良かったかなって思います。

裏表はどのように表現しましたか?

先生も生徒もお互いには見せていない裏の面があると考えました。先生は生徒に内緒で授業のカンニング帳を隠し持っており、生徒は先生が黒板に文字を書き始めると他ごとをやりだしてしまいます。

フラッグアートの魅力は?

大きい絵を通りすがりに気軽に見てもらえるところかな。美術館や展示会だとそうはいかないから。嬉しかったことは、通りを歩いていた小学生が旗の子供を自分や友達に当てはめて「これが私!」って楽しそうに話していたことですね。

高校生のみなさまに一言

勉強ができる環境があるというのは、とても恵まれていること。社会に出てしまうとなかなか自分の時間は持てなくなるので、今のうちにたくさん勉強しておくことが大切ですよ。

タイトル:教室

先生には生徒には見せられない隠し事があり、生徒たちにも先生には見せないそれぞれの世界がある。教室という同じ空間にいながら相手に見せる表、見せない裏の面を、フラッグの表裏を利用して描きました。それぞれの人物の表と裏、特に子供たちの動作に注目してみていただきたいです。

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第16回 Save Me ポスター展 画像

気づいてほしい「助けて」の叫び。

絶滅寸前の動物を守りたいという思いを表現するSave Meポスター展。今年もなデ学からは10名の学生の作品が展示されました。耳をすませば聞こえてくる動物たちの「助けて」の叫びを、ポスターで訴えることで多くの人々にアピールしました。

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