File. 51:「熱い想い出、つくる旅。夏合宿体験ルポ 」

ヘッダ

ワークショップで真剣制作。

合宿先の体育館にてワークショップを開催。その場で発表された課題に対して、みんな真剣に取り組んでいました。最終日には伊勢神宮とおかげ横丁を散策。想い出に残る、素敵な合宿になりました。

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モノづくりの面白さを体感。

クツのオーツカ資料館やセイコー時計資料館、
ヤマハコミュニケーションプラザなどを見学して、日本が持つ高い技術力を体感。モノづくりの面白さに触れることで、発想力を高めました。

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体より大きなサンドアートを制作。

砂浜を使ってみんなでサンドアートに挑戦。グループで力を合わせて、個性あふれる砂像を制作しました。また、コスモアイル(宇宙科学博物館)や金沢兼六公園にも訪れるなど、充実した3日間でした。

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建築技術の伝統と先進を学ぶ。

日本の歴史や風土を学べる世界遺産白川郷。現代アートに触れる
ことのできる21世紀美術館。ガラスで造られた作品が展示されている
能登島ガラス美術館など、伝統と先進の建築技術を学びました。

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アニメーションの聖地を巡礼。

夢いっぱいの東京ディズニーランドや、日本アニメの歴史が分かる杉並アニメーションミュージアムを見学。あらためてアニメの持つ魅力に触れた学生たちは、さらなる創作意欲に燃えていました。

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個性いっぱいの上方文化体験。

迫力あふれる宝塚星組の公演を観劇したり、京都の伝統工芸である友禅染めへの挑戦、大阪アメリカ村で最新のファッションに出会うなど、普段の授業では味わえない貴重な体験をすることができました。

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ビジュアルデザイン学科夏合宿 ワークショップ 「identity ~私が私であるために~」

ワークショップについて教えてください。

森瀬 合宿1日目の夜に課題が発表され、2日目の朝から作業にとりかかります。制作時間は6時間で、その後先生たちによる審査と優秀作品の発表が行われます。
村本 課題に沿っていれば何を創っても自由なので、画材や道具は自分たちで策略をたてて、家から持ってきてもらいました。
森瀬 私は版画を彫りたいと思い、木のパネルと麻紙、あと彫刻刀を持っていきました。版画はあまりやったことがなかったので、新鮮な気持ちでチャレンジできました。

作品について教えてください。

村本 「identity~私が私であるために~」というのが課題のテーマだったけど、ちょっと難しかったかな。
森瀬 課題が発表された後、自分っていったい何だろうと一晩考えました。そこで浮かんだのが、私には夢や目標がたくさんあって、それをパクパク食べているバクなんだという答えでした。
村本 バクのデフォルメが綺麗でとてもシンプル。だけどバクだとちゃんと分かる。省略の仕方も絶妙で、配置とか空間の開け方、2枚並べたところも含めて完成度があったね。版画のかすれとか、余分な所にインクがついちゃってるのも絶妙でいい。
森瀬 作品は2枚でひとつ。左側は夢を追う私で、右側が現実を見ている私。夢を追う私はとても明確なので、表を向いている。現実を見ている私もいるけど、夢を追う私の方が強いから裏を向いています。
村本 はみ出したり、真っ黒になったバクにも意味があるんだよね?
森瀬 はい。夢を追う私にもいろんな私がいて、あまりにも夢が大きすぎてつまづいたり、夢が分からなくなって真っ黒になったものもいます。

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村本 審査会場の扉を開けた瞬間から、この作品に引き込まれました。ある種のオーラが出ていた。時間制限があり、みんながいる中でこの作品を創ったのはすごい。
森瀬 朝からラフを描いて下書きした後は、4時間くらいずっと彫ってました。完成した時は自分の創り出した子供みたいに愛しかった。版画だから何匹も同じ姿が出てくるのが嬉しかったです。
村本 あまりに集中していて静かな作品だったので、審査の時に実はこれ家から持ってきたんじゃないかと疑うほどでした。

合宿を通して学んだことはありますか。

森瀬 実は夏休み前に、モノを創ることが嫌になって、スランプに陥っていました。だけど、この合宿では活き込んでみようと、集中して取り組んだらすごくやる気が出てきて。私、楽しんでやれてるって思ったら、これからも頑張れる気持ちになれました。創る喜びを、あらためて感じることのできた3日間でした。

村本先生はどんな先生ですか。

森瀬 学生と同じ目線でいてくれる先生。普段は高い所にいるけど、学生の所まで降りてくることができる。そして私達にアドバイスをしたらまた上っていく。甘やかしすぎないけど、ちょっとだけ助けてくれますね。
村本 教えてもらおうと思っているうちは何にもなれない。自分で学ぼうという意志が大切ですね。

高校生に向けてメッセージを。

森瀬 高校時代、先生に専門学校に行くと言ったら反対されたけど、自分で専門の良い所、専門じゃないと出来ないことを調べて納得してもらいました。どうしてもやりたい思いがあるなら、自分の力で道を切り開いていくべきです。実際に入学してみて、私の考えは間違っていなかったんだって実感しましたね。